ワーママ、DXを学ぶ
こんにちは!
金沢市デジタル推進リーダー研修1期生の なかむら です。
早いもので、研修開始から5ヶ月が過ぎました。
集合研修・オンライン講習・自主学習 計200時間!!
仕事、家事、育児の合間を縫って課題をこなす、まさに怒涛の日々でした。
快く送り出してくれた職場と、掃除や夕飯の準備が疎かでも文句を言わず応援してくれた家族には、感謝しかありません。
そんな私からは、金沢市のデジタル推進リーダー研修について紹介したいと思います。
デジタル推進リーダー研修とは
デジタル推進リーダー研修とは、デジタル技術の活用を全庁に広めることを目的として、行政デジタル化の中心となるリーダー職員を育成するというものです。
1期目の今年は、各部局から公募・推薦により20名が集まり、以下の内容について約7ヶ月間をかけて学んでいます。
デジタル全般の基礎知識の習得
ツール技術の習得
(データ分析ツール、ノーコード・ローコード、RPA)市民目線で課題解決を図るプロトタイプを制作
次年度予算要求につながる施策の提案
これまでも、一部の職員がExcelやAccessを利用し業務改善を行ってはいました。
ただ、その職員が異動するとシステム保守が負担となり、お蔵入りする。
・・・自治体あるあるですね。
本研修は、中長期的な視点でデジタル技術を活用できる人材を育成するという、これまでにはなかった取り組みとなります。
で、デジタル習得できたの?
特定のデジタルツールにとらわれることなく、個々の業務にとって最も適切なツールは何なのか。ツールそれぞれの使い方について理解はできました。
ただですね、主業務を抱えながらの日々の中で初心者が使いこなせるようになるか。
。。。私には難しかったです。今も現在進行形で勉強中です。
(もちろん、研修生の中には、既にフルスペックな方もいますからね!)
そんなデジタルツールを使いこなせない私でも体得できたこともあります。
早速この考え方を利用し、課内の簿冊管理方法を変更してみました。
業務全体の可視化
簿冊作成から処分までの全工程を見える化
管理にかかる職員の負担(時間)の見える化真の課題の抽出
過去の簿冊を見たい時にすぐに見つけられること仮の業務フローの作成
仮説の検証
課員に仮の業務フローについて説明し、問題点の抽出業務フロー完成
実行
50音順の管理方法から月別の管理方法に変更
デジタルを利用してはいませんが、業務改善を一つ進め、職員の負担軽減を図ることができました。全体から見ると些細な改善ですが、”スモールスタート” ”アジャイル思考”も、本研修で学んだことの一つであります。
次回、具体的にどのようなデジタルツールを学んだかについては、いつもニコニコ気負いなく研修を楽しんでいるパパ職員からお届けします。
お楽しみに・・・