金沢市デジタル戦略とは?
こんにちは!デジタル行政戦略課のあさながです!
今回のnoteでは、「金沢市デジタル戦略」について紹介します。
自治体の作る計画って・・・
自治体の作る計画って、堅苦しくて読む気にならないようなもの、
多くないでしょうか?
私自身もいくつか計画作りに携わってきましたが、
いつも思っていました。
「こんな堅いのに、読んでもらえるのか?」
文字の量が多く、色使いも単調。
挿絵もほとんどなく、なにを伝えたいのかがわからない。
しかし、金沢市デジタル戦略は違います!
見どころ
本戦略は、わかりやすいキャッチフレーズが随所に使われており、
比較的読みやすい内容になっています。
例えば、戦略の基本理念は
「たかめる、つなげる、ひろげる」
さらに、オンライン手続きの推進は
「行かなくていい市役所に!」
え、行かなくていいの!? と思ってしまうような、
読みたくなるキャッチーなもの。
考えたのは、外部委託で優秀なデザイナー・・・
ではなく、市の職員が知恵を振り絞って考えてました。
職員を悩ませるバージョンアップ
本戦略は、2年計画なのですが、
半年に1度
バージョンアップをしなければなりません!
もう一度いいます。
半年に1度
バージョンアップをしなければなりません!
自治体の作る計画って、だいたい1年かけて作って、
3~5年後に見直すというのが一般的です。
しかしこの戦略、半年に1度見直しするという
ハードスケジュール!
つまり、息をつく暇がないということ。
KPIもあります
そして、KPI(目標的なもの)も達成しなければなりません。
ハードな日々が続きます。
金沢市デジタル戦略を進めてきて
令和3年4月にスタートしたこの戦略。
スピード感が半端ないですが、
それに伴って、
市役所の働く環境が
劇的に変わってきている
のを実感しています。
特に感じるのが、
テレワーク
と
ペーパーレス
です。
・テレワーク環境が整ったので、
いつでもテレワークができる!
(令和2年度50人分 → 令和3年度800人分)
・ペーパーレスが進んで、会議資料など、紙を印刷しなくなった!
(庁内wi-fiのおかげで、会議や打ち合わせは各自PCを持ち寄る)
会議資料の準備って、印刷に時間と手間がかかり、負担ですよね。
この作業が効率化されたことで、
かなりの作業時間削減につながっています。
もちろん部署によってはテレワーク、ペーパーレスが
適さないところもありますし、
当初はテレワーク・ペーパーレスに
否定的な職員の声も聞かれましたが、
なんだかんだ、現在は市役所内に浸透しています。
戦略の今後
現在、
金沢市の更なるデジタル化推進に向け、
戦略のバージョンアップ(Ver2.0)に
取り組んでいます。
画像:金沢市DX会議での議論の様子
この様子もご紹介できればと思っています。
お読みいただきありがとうございました。