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金沢市職員のNFT勉強会を開催!

こんにちは!デジタル行政戦略課のあさながです。
金沢市役所でDX推進に従事しております!

今回は職員向けにNFTの勉強会を開催しましたので、
その様子をお伝えします。

開催の経緯

「NFT」
ブロックチェーンを使ってデジタルデータに価値を持たせるもので、
デジタルデータなのに本物である証明が可能となります。

大手企業や日本政府(経産省やデジタル庁など)も注目のNFT。
NFTを活用した地域活性化に取り組む自治体も出てきており、
金沢市のデジタル推進部署としても、注目していました。

というのも、
金沢市は伝統文化や伝統工芸、
金沢21世紀美術館をはじめとする現代美術など、
世界に誇れる豊富なコンテンツを有しています。

趣のある建物が並ぶ「西茶屋街」
日本三名園「兼六園」

そこにNFTを活用すれば、
さらに魅力向上が図れるのでは!?
と妄想していたからです。

しかし活用しようにも、
「よくわからない」、「むずかしそう」
と思っているままでは何も進まない。。。

わからないなら専門家に聞いてみよう!ということで、
自治体のNFT事業に携わっている企業に講師をお願いし、
勉強会を開催しました。

内容

目標は、NFTの作成を体験することで、
NFTのイメージをつかんでもらうことです。
内容は以下のとおり。

1.NFTとはなにか?【講義】
2.NFT活用事例  【講義】
3.NFT作成と展示 【ハンズオン】

参加者は19名。
産業や観光、文化など様々な部署から職員が参加しました。

1.NFTとはなにか?【講義】

まずは「NFT」とはなにか、参加者に知ってもらいます。
Web3.0やブロックチェーンなど聞きなれない言葉が飛び交いますが、
皆さん真剣に聞き入ってました。

講師の説明を聞く参加者たち

2.NFT活用事例【講義】

NFTが自治体活動にどのように活用されているか、
事例を交えて学習しました。
町おこしやふるさと納税など、
多様なジャンルに活用されている事例に触れ、
自身の業務へ活用するイメージを持ってもらいました。

NFTを紹介する講師(株式会社あるやうむ 畠中氏)

3.NFT作成と展示【ハンズオン】

とはいっても、講義だけではイメージが難しいので、
実際に参加者一人ひとりにNFTを作ってもらいました。
流れは以下の通りです。

1.NFTを格納する財布を作る
2.NFTを作る
3.展示してみる
4.参加者同士で見せ合う

まずは、参加者のスマホに
NFTの財布を作成(インストール)。
※「MetaMask」を使用

次に、参加者の好きな画像を使ってNFTを作成。
その後、メタバース上のギャラリーに
NFTを展示し、参加者同士で見せ合ってもらいました。
※Oncyberを使用
未体験の新たな技術に、参加者は興味津々の様子。

参加者同士で作成したNFTを見せ合っていました

感想と振り返り

今回は講義だけではなく、
実際に「NFTを作る」という体験をしてもらうことで
NFTに対する理解を深めることができました。
何事もやってみることが大切だなぁと改めて感じました!

参加者のアンケートでも、同様の声が聞かれましたので、
事業への活用アイデアが生まれることを期待しています。

(参加者アンケートより)
・実際に体験したことがなかったので、貴重な経験となった。
・座学だけでなく、NTFの作成等に取り組むことができてためになった。
・実際にNFTを飾る作業を体験し、漠然としていたものがイメージできた。

今後の更なる展開にご期待ください!
ご覧いただきありがとうございました。