システム管理係について
こんにちは!
デジタル行政戦略課のすぎもとです!
今回は、私が所属するシステム管理係について紹介します。
さっそくですが、みなさん!
市職員がやっている仕事といえば、どのようなイメージをお持ちでしょうか?
窓口関係の仕事?
福祉関係の仕事?
イベント関係の仕事?
いろんなイメージがあるかと思いますが、システム管理係と聞くと、みなさんなかなかイメージしにくいのではないでしょうか。
それでは、仕事内容の一部を見ていきたいと思います。
システム管理係とは
以前のノートにも掲載していますが、
庁内情報システムの運用管理に関する業務を担当しています。
運用管理って何?と思われるかもしれませんが、
システム管理係長曰わく、
「市役所内のパソコン&システム何でもお悩み相談室」
とのことです︕
パソコンに関する実際のお悩みに関して、
テレワークの設定がうまくいかない
無線LANがつながらない
財務会計、文書管理等のシステムの操作方法がわからない
エクセルの操作方法がわからない
テレビ会議をするにはどうすればいいのか ・・・・・
などなど、職員からのシステムに関係する色々な質問やお悩みにお答えしています。
なので、担当しているシステムとあまり関係無い質問もありますが、諦めません。その場合は、(しぶしぶですが)インターネット検索を駆使して、お答えしています。
結果、インターネット検索が、ぐんぐん上手くなります笑
3,000台を超えるパソコンの管理
金沢市役所では、職員に一人一台、仕事用のパソコンが配布されています。
その数3,000台超
パソコンは4~5年で古くなってしまうので、定期的に更新を行います。
といっても、まとめて3, 000台の更新は、ちょっとできないので、
5年サイクルとして、毎年500~700台程度のパソコンを更新するのですが、
ただ、購入して配れば良いわけではなく、ソフトウェアをインストールしたり、各種設定を行ったりという作業を行います。
ある程度自動化はされていますが、最後の仕上げはシステム管理係の職員が1台1台、丁寧に手作業で行っています。
情報システムの管理
現在、市役所の多くの仕事は情報システムを使わずに行うことはできません。
住民票や税の証明といったものは、情報システムを用いて印刷されていますし、国民健康保険や介護保険の保険料の算定も、情報システムにより計算されています。
さらに、会議のスケジュール調整等も、グループウェアシステムを用いて行われています。
情報システムが止まれば、多くの仕事が止まってしまいます。
それを食い止めるのがシステム管理係です。システムの定期的なメンテナンスを行っているほか、万が一故障した場合でも、システムがすぐに利用できる仕組みや、影響範囲をできるだけ小さくする仕組みを作ったり、そういった活動を日々行っています。
ところで、情報システムが動作するコンピュータの親玉「サーバ」をご存じですか。
デジタル行政戦略課内には、そういったサーバが100台ほど設置されているサーバ室があります。
サーバ室は次のような感じです。
サーバ機器からはものすごい熱が発生し(50℃超えることもあります!)、それを冷却するため、24時間空調機を稼働し、室内温度には細心の注意を払っています。
余談ですが、サーバ室に置いてあるのは、サーバだけではありません。
突然ですが、問題です。
サーバ室内に置かれているこの黒い大きな箱は、なんの機械でしょうか。
正解は
プリンタです。
納付書や口座振替の納付済通知書などを印刷しています。
大きい分だけ早く、1分間に230ページと、普通のプリンタの4~5倍の速度で印刷できます。
最後に
ここまで、システム管理係の業務をいくつか紹介してきましたが、
どうせ、この係に配属される人は、パソコンの専門知識を持っている人でしょ?と思っていませんか。
そんなことはありません!
自分は、全くパソコンの専門知識がありませんでした。
はじめは何の知識もなく、不安でいっぱいでしたが、専門知識を学ぶための研修が充実していたので、何とかここまでやってこれました。パソコン初心者の方にもやさしく働きやすい環境が整っています。
職員が使用するパソコン、情報システムの管理、職員のQA対応等
この係を一言で表すならば、
市役所内の
「縁の下の力持ち」
です。
今後も職員が働きやすくなるような環境を作っていき、間接的にではありますが、市民の皆様によりよい行政サービスを届けていけたらなと思っています。
今回紹介した仕事はシステム管理係の業務のほんの一部です。
これ以外の業務に関しては、別の機会にご紹介できればと思っております。
最後までお読みいただきありがとうございました。