駆け出しプログラマー、始めました
こんにちは!
金沢市デジタル推進リーダー研修1期生の ワタナベ です。
デジタル行政推進リーダー育成研修では、数種類のノーコード・ローコード系ツールの基礎知識取得を目指し、トレーニングしてきました。
この数か月でバリバリのプログラマーにならなきゃいけないのか?
そんな不安とともにトレーニングしてきましたが、勿論、なれるわけありません。そんな甘い世界ではありません。
(本職プログラマーさんに申し訳ないっす)
でも、
こんなことはシステム化ができそうで、
あんなことはシステム化が難しそうだなー
ってことはわかったような、そんな気がします。
ノーコード・ローコード系ツールとは?
小生、駆け出しプログラマーの理解としては、「Code(システム作る上での呪文)」が「No(全くない)」か「Low(少ない)」システム制作ツールです。
プログラミングを作る上で最大の壁は、関数や変数などのCodeだと思うんですが、それがなかったり、少ないってかなり画期的ですよね。
このことがわかり、なんだか、なんちゃってプログラマーに私でもなれそうな気がしました。
実際にやってみた Uipath Studio編
いわゆるRPAです。RPA?なにそれ?美味しいの?って方は下記のURLをご覧ください。
RPAは指示(Code)を与えれば、24時間365日指示を実行してくれる優秀なロボットくんのことでした。人間の代わりに働いてくれるので違う意味でおいしいですね。
そんな旨味しかないRPAくんなので、指示(Code)を与えるの難しいんでしょ?と思うところですが、
この動画のとおり、
”Webサイトアクセス→データを開く”といった作業も結構簡単に指示を与えることができます。作成画面も、フローチャート形式になっており、視覚的にもわかりやすい構成になってます。
市役所の仕事の中にも、単純作業を繰り返す業務が多く存在します。そんな作業はRPAくんにお任せして、判断や思考が必要になる業務を人間がする時代にしていけたらと思います。
実際にやってみた Power Apps編
Power Appsというのは、microsoft社さんが提供しているビジネスアプリケーションをローコードで作成できるサービスです。今回の研修でトレーニングしたのは、Power Appsのキャンバスアプリというもので、皆さんがよく使用しているPower Pointみたいな画面にExcelの関数のような機能を付与できるものです。
研修ではこんなPC発注システムをたった一日で作成することができました。
(テキストを見ながらですが、、、)
気になる機種を選択して、
比較して、1機種に決めてボタンを押すと購入担当者にメールが飛ぶ。というアプリ
こんなカッコイイシステム、裏側気になりませんか?
実はパワーポイントのように画像や図形を配置して、”クリックしたらどうする?” のようなことを決めているだけなので、裏側もほぼこのままです。
いやな気持ちひとつなく、制作することができました。
これがローコードか!と実感した瞬間でした。
ノーコード・ローコードを学習してみて
デジタルツールといえば、VBAのように、関数などをフル活用しながら作成していくイメージでした。
RPAのように、自分が操作した流れをレコーディングする機能や、Power Apps(キャンバスアプリ)では、レイアウトを作成し、機能を付加していくものでした。
従前の私のイメージでは、作成→エラー続出→エラー箇所が不明が多く、つづり間違い等、凡ミスが多い私には苦手イメージでした。
どちらのツールでもどこで止まったかわかりやすい設計で、苦手イメージが克服できそうです。
ノーコード・ローコードは、このお手軽感が売りだと考えます。これらを駆使し、市民サービス向上に努めていきたいと思います。
以上、ワタナベよりお届けしました。
次回は、いつもクールだけど内に熱い想いを秘めている星野源似(私だけそう思ってるのかもしれません笑)の職員から、DX(デジタルトランスフォーメーション)の進め方について、お届けします。