見出し画像

リーダー、課題解決に挑む!

こんにちは!
デジタル行政推進リーダー1期生のあさながです。
普段は市役所のデジタル化を進める業務に携わっています。
趣味はタンパク質を摂ることです。

12月2日をもって、デジタル行政推進リーダー育成研修が終了しました。

見たこともないツールや、聞いたこともない思考法。
毎回新たな刺激をもらえて、とても有意義な研修でした!
(ハードすぎて脱落しそうでしたが、、、)

そんな私からは、
「課題解決プロジェクト」
に取り組んだリーダーたちの様子をご紹介します。

課題解決プロジェクトとは?

・デジタルツールの知識
  アプリ作成ツール
  データ分析ツール など
・業務をデザインする思考法
  BPR(Business Process Re-engineering=業務改革)的な考え方
  ユーザー目線での業務デザイン など

を学んできた我々は、最終課題として、
「課題解決プロジェクト」
に取り組みました。

↓これまでの研修内容はこちら↓

「課題解決プロジェクト」では、実際に市民・行政が抱える
問題を解決する、新たなソリューションを開発しよう!
というもの。

え、待って待って
もう実践ですか!?
できるかな・・・

【事務局】「4人×5グループに分かれて行います!」

た、たすかった!
一人じゃない!

というわけで、4人で頑張ることになりました。

①課題を選んでペルソナを設定

まずは各グループで取り組んでみたい行政課題を選んで。

次にペルソナ(架空の人物)を設定。

おたかいペルソナ

ペルソナを設定することで、利用者目線で課題を見ることができます。

ペルソナワーク風景

②ジャーニーマップ作り

次に、ペルソナの1日の行動をマップ化してみます。
マップには、ペルソナの感情・思考・関係者(ステークホルダー)なども追加していき、ジャーニーマップを完成させます。

カスタマージャーニーマップ

ジャーニーマップにより、ペルソナの行動や関係する人・モノなどが
可視化できるので、解決すべき問題点や真の課題などが見えてきます。

ジャーニーマップ

③課題を解決するソリューションをデザインする

ジャーニーマップで見えた課題を解決するソリューションを考えます。

ソリューション図(1)

④作ってみる

あとは、ソリューション実現に向け、
デジタルの部分を作っていきます。

そして、完成した各グループの作品がこちら

◇「窓口コンシェルジュアプリ」
 その人に必要な行政手続を案内してくれるアプリを開発。
 ネットショッピングのように、必要手続をカートに入れていく
 ところが斬新。

シェル受勲


◇「町会マッチングシステム」

 町会情報ポータルサイトを構築し、情報を一元化。
 バックヤードでは情報の登録承認作業が自動化されている。
 移住希望者にはチャットボットで情報を提供できる。

町会マッチングシステム


◇「セーフティ通学路マップ」

 通学路に潜む、地元のローカル情報(細い道、事故が多い場所 など)
 を投稿できるアプリを開発。
 投稿情報は地図にプロットされ、可視化されている。

SRPアプリ画像


◇「道路情報通報サービス事業」
 道路での困りごとを通報できるアプリを作成。
 通報を受け、行政サービスの提供までを一元化し、効率化。

ぱわーくんソリューション図

◇「イベント情報ポータル」
 市のイベント情報ポータルサイトを構築し、業務を効率化。
 レコメンド機能により、イベント広報力もアップ。

救命ソリューション図


サービスデザイン思考の大切さ

異なる部署・様々な思考を持つ4人が集まった
グループワークでしたが、
全員が
「利用者目線でサービスをデザインすること」
を意識していたから、
ぶれることなく、
全グループがゴールできたんだと思います。

リーダーの今後

修了式

 ⇧ 研修を終えた喜びを「D・X」で表すリーダーたち

研修を終えた1期生は、これから市役所の変革に取り組みます。
最後に、1期生の意気込みと、作成したロゴマークを紹介します。

1期生からの意気込み

「私たちは、これからDXに関する知識や技術を手に、市役所の変革に挑みます。市役所という大きな組織の中で、ひとりひとりは微力な存在ですが、私たち20人がそれぞれの色で、市役所に新しい彩りを加えます。」

カラーズロゴ

終わりに

これにて金沢市のデジタル人材育成の紹介を終わります。
ご覧いただきありがとうございました。

今後は、金沢市のDXに関する取り組みを紹介していきますので、
引き続きご覧いただけると幸いです。

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!