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珠洲市に応援派遣に行ってきました

こんにちは、デジタル行政戦略課 ふくいです。

令和6年能登半島地震以降、金沢市では、能登町、輪島市、珠洲市の3市町へ職員を派遣し、家屋調査や行政窓口事務支援などの事務を行っています。
7月に、行政窓口事務の支援で1週間珠洲市に行ってきました。

珠洲市での業務について

珠洲市では主に、建物の公費解体にかかる、建物の所有者の相続人の調査をしていました。所有者の戸籍から、相続人を調べて、相続関係図を起こしていく業務です。相続に関することはそこまで詳しくなかったのですが、珠洲市の市民課の方もみなさんしっかり教えてくださって、一週間たってすっかり詳しくなりました。数年前の市民課の経験がここで活きてくるとは予想できなかったです。

珠洲のまちなみ

珠洲市滞在中、まちなかも見て回りました。
道路は通れますが、道路沿いは手つかずにそのままになっている建物が非常に多かったです。
公費解体の申請をしても、そこから実際に解体までに時間がかかるので、なかなか進んでいないのが現状のようです。
見附島にも行ってきましたがだいぶ小さくなっていました。。

小さくなった見附島と日本海

珠洲滞在中にもテレワーク環境が大活躍しました

一週間ずっと珠洲市にいましたが、ここでテレワークできる環境がかなり役にたちました。(小難しいことしか言っていませんが、テレワークについての記事もあります)

テレワーク専用端末は応援派遣職員用に1台あったのですが、珠洲市には2人で行っていたので、自分用に私物の端末を持って行って、BYODによるテレワークをしていました。

ふくいの相棒、BYOD端末

テレワークできなかったら、誰からどんな連絡がきているかわからない。。スケジュールが確認できない。。ちょっとやっておきたかった仕事ができない。。など、かなり不便だったと思います。
テレワーク環境には、かなりお世話になりました。

もともとコロナ禍への対応、働き方改革の一環で導入したテレワーク環境ですが、こういう有事の際にも役に立ちました。
仕事をするにあたって、なくてはならないツールだと再認識しました。

まとめ

能登はまだまだ「復旧」の段階です。
今後も能登の復旧・復興に少しでも力になっていきたいです。

また、能登への応援派遣もまだまだ続きますので、応援派遣に行く職員のためにも、テレワーク環境の安定稼働に努めていきます。

おまけ

滞在中、珠洲の方に災害食のレトルトシチューをいただきました。避難所で配られ、冬の間はよく食べていたそうです。

ご飯やシチューを容器のまま箱に入れて、発熱溶液を投入すると発熱が始まります。(けっこう激しく発熱してびっくりしました)

30分ほど待って、ごはんにシチューをかけてできた完成品がこちら

まず温かいだけでも感動なのですが、
味が濃厚で本当においしい!

防災バッグを準備している方、温かくなる災害食・非常食を追加しておくのはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!