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DXリーダー2期生の集大成はいかに!?

デジタル行政戦略課のあさながです。

「デジタル化の中心となるリーダー職員」
であるデジタル行政推進リーダー。
その2期生が5月に始動して、はや5ヶ月。
200時間に及ぶ研修を受講し、
最終課題である「課題解決プロジェクト」に挑みました。

今回のnoteでは、
研修内容や成果発表会の様子をお伝えします。

リーダー2期生の発足については
以下の記事で紹介していますので、ぜひ覧ください。

研修の歩み ~マインドセットの変革~

データ利活用研修の様子

【6月】まずは意識改革
これまで触れてこなかった思考法や手法に触れ、
行政が陥りがちな「サービス提供者目線」の思考を破壊し、
「サービス利用者目線」を習得しました。
学んだものは主に以下のものです。

  • BPR

  • サービスデザイン思考

  • データの利活用

  • EBPM

講義はデジタル行政戦略課の職員のほか、
有識者の講演(地域情報化アドバイザー派遣制度を活用)や
オンライン学習コンテンツ(j-risのコンテンツを活用)など、
様々なメニューにより実施しました。

研修の歩み ~デジタルスキルに触れる~

Power Automate研修の様子

【7月・8月】デジタルツールのハンズオン
Webアプリやチャットボットなどの作成を体験し、
様々な技術や知識を習得しました。

学んだツールの中には、
難易度が高く、リーダー達のゆく手を阻むものもありましたが、
なんとか全員が学びきりました。
学んだものは主に以下のツールです。

  • Microsoft Power BI

  • Microsoft Power Apps

  • Microsoft Power Virtual Agents

  • Microsoft Power Automate

  • Kintone

  • Glide

研修の歩み 
~実践!課題解決プロジェクト~

8月からは、実践として、
課題解決プロジェクトに取り組みました。

令和3年度の様子を以下にまとめてあります。

グループに分かれて課題解決

リーダー達は、4人×5グループを結成。
各グループで設定した課題に対して、解決策を検討していきます。

グループワークの様子

グループワークは異なる知見を持つメンバーで
解決策を検討するため、
思いもよらない新たな発見があります。

グループで描いた解決策を発表

デジタルを活用して解決策実現に挑戦

このままでは解決策は「絵に描いた餅」。
ステークホルダーへのヒアリングやBPRなどを通して全体像を固めていき、デジタルツールでのプロトタイプ作成に取り組みました。

成果発表会!

副市長をはじめ幹部職員や各リーダーの所属長が見守る中、
各グループが検討した課題解決策の発表を行いました。

発表を見つめる幹部職員たち

今回の発表テーマは以下の5つ。

  • あなたの山を守りたい~森林整備支援アプリ「山守」の提案について~

  • 子育て支援に関するサービスの向上

  • 市民ニーズに寄り添う市役所を目指して

  • 新型コロナウィルスによる収入減少世帯の国保料減免申請オンライン化

  • 水路等に係る要望処理の効率化

作成したデジタルソリューションを説明するリーダーたち

成果発表会を終えて

全グループがめでたく提案までたどり着くことができました。
すべてのグループに共通していたのが、
サービスデザイン思考を意識した
「利用者目線」でサービス設計を行った点でした。

行政DXに欠かせないといわれるサービスデザイン思考ですが、
研修を通して受講者全員が習得できたのではないかと感じます。

研修を終えたリーダー2期生たちは、市役所の変革に取り組んでいきます。
最後に、リーダー2期生からの意気込みをご紹介します。
お読みいただきありがとうございました。

ミトランカの「M」で修了の喜びを示す2期生たち


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