こんにちは！デジタル行政戦略課のやまざきです！
金沢市役所の現役職員が執筆するこのnote、
私は2度目の執筆となります。
1度目はこのような記事を書きました。

そうなんです、当時新規採用職員だった私がもう3年目…
時間の流れが速くて本当に驚きます。
今回は当時も一番印象に残っている業務として挙げていた、
採用1年目職員向け仕事効率アップ研修についてご紹介していきたいと思います！

え、市役所の研修ってどうせ毎年同じ内容でしょ？
（前回と一緒なら読む価値なくない？？）

いいえ違います！！
私たちは庁内のDXを推進する立場にあるデジタル行政戦略課に所属しています。
DXで大事なのは市民の皆様（今回は研修を受講する新規採用職員）の立場にたってよりよいサービスを提供すること。

そのデジタル行政戦略課が主催する研修が、昨年度と全く同じ内容でしょうか？
いえ、そんなはずはありません！
今年は例年に比べ特に大きくトランスフォーメーションしました。

これが無料で良いの？！テキスト大改訂

まず一番の変化はテキストです。
これまではWordで作成していたテキストを、全てPowerPointで作成し直しました。

PowerPointの資料のほうが見やすいというのは、こちらの記事でご紹介した通り！
そして完成したテキストがこちら！！

いかがでしょうか？
ポイントは以下の3点。

同じ内容で見比べていただくと、かなりブラッシュアップされているのがわかります。

実際に庁内に公開する前に課のチャットで確認をお願いした際には
「素晴らしいと思います」「全体的に、これ凄いね」「商品化レベルです」
などなど、大絶賛の嵐でした。
※決して盛っていません。原文ママです。

もう資料作りは怖くない！PowerPoint編

変わったのはテキストだけではありません。
今年からPowerPoint編が開催されました。
私は社会人になってから、人に何かを伝える際には、伝えたい中身と同じ以上に資料の見た目も大事だということを強く実感しました。

市役所では毎日グループウェアの掲示板上にいくつもの情報が流れてきます。
重要な文書はもちろん、見なくても業務に影響のないチラシなどもどんどん流れてくる中、まず相手の目につき、少しでも読もうという気を持ってもらわないと何も伝えることはできません。

そんな資料はどうやったら作れるか？
金沢STANDARDの制定などを経て、PowerPointでの資料作りの必要性がどんどん増していく中、今回の研修ではそれを受講生の方に余すことなくお伝えできたのではないかと思います！

特に印象に残っているのはセンスが無くてもテクニックで良い資料が作れるということ。
そしてセンスが無いのであれば世にあふれる広告などを見て磨いていけばよいということ。
（もう資料作りが苦手な言い訳ができなくなってしまいましたね・・・笑）

今年度の振り返り

今年の研修も大きなトラブルなく無事終了することができました。
しかし研修の目的はトラブルなく終えることではなく、受講者に研修前には無かったものを身に着けてもらうこと。
その面ではどのような研修を行えば良いか、とても悩みました。

理由は、新規採用職員と一括りにしても、研修開催時点では受講者間で結構なレベル差があるということ。
研修ではパソコン初級者でも付いていけることを意識しており、
全体的には好評なものの、例年
「ほぼ知っている内容だったので受講するのは希望者だけでも良いのではないか」
といった声があがっていました。

受講者全員が満足する研修というのは難しいですが、
それでも今年度、テキストの刷新及び講義の内容を見直したことにより、
「職務経験者なので知っている機能ばかりかと思ったが、
　今まで知らなかった機能にたくさん触れることができた」
と感想をいただくことができました！　本当に嬉しい！

今年も新たな課題は見つかりましたが、それでも今年度の研修は大成功だと考えています。
もし金沢市役所への入庁を検討されている方がいましたら、今後もより魅力的な研修にしていく予定ですので、どうかご期待ください！

最後までお読みいただきありがとうございました！